大体2mmのリーディング公演「悪い天気」に出ました

TSJ_runsowa20150208154849500大体2mmのリーディング公演「悪い天気」に出ました。出ます、じゃなくて、出ました。

こういうの、出る前にここで宣伝しておけばよかったといま気付いた。遅かった。ごめん達郎くん。

2月某日。夜。主にオンラインでの友人、藤原達郎くんから1本の電話が。

藤原「俺だ」
藤本「……どうしたんだ、こんな夜中に」
藤原「いや、俳優を、探しててさ」
藤本「俳優」
藤原「……お前、俺の作品に出演する気はないか」
藤本「俺が⁉︎」
藤原「そうだ、お前に頼みたいんだ」
藤本「おいおいおい、待ってくれよ。俳優とはずいぶんご挨拶だな」
(大げさに両手を広げる。電話持ってるけど)
藤原「ぜひお前に頼みたいんだ」
藤本「なあ、タツロー、知ってるだろ。俺はもう、俳優はやめたんだ」
藤原「……まだ、引きずってるのか」
藤本「……」
藤原「二番目の庭の公演で台詞がすっとんで30秒くらい沈黙したときのこと、まだ引きずってんのか」
藤本「……そんなんじゃねえよ」
藤原「じゃあなんだよ」
藤本「なんでもだよ。とにかくもう、俺は俳優はやめたんだ」
(葉巻に火をつける。電話持ってるけど)
藤原「……頼む」
藤本「……なんで俺なんだよ」
藤原「棒読みできるやつがあんまりいないんだ」
藤本「……」
藤原「頼むよ」
藤本「……なんて役だ?」
藤原「男1」
藤本「……わかった、やるよ」
藤原「サンキュな」
藤本「……ああ」
藤原「それで、kitayaさん的にギャラの方はどうなっていますでしょうか?」
藤本「あ、自分マジアレなんで、これはノーギャラで……」
藤原「あ、了解です」
藤本「よろしくっす」
藤原「うっす、ちっす」

という出演交渉があり、出演を決めました。思えば劇場の企画でリーディングに出演したことはあるけど、よその団体への客演は人生初。達郎くんからのオファーというのが意外でおもしろかったので受けました。

5回くらいの稽古ののち、2回本番。はじめは会話がおもしろいだけで、筋のない意味不明なお芝居だと思っていたけど、読んでるうちにだんだん「これ計算して書いてるのか?」という深さが見えてきて、おもしろくなってきたころに本番でした。たぶんあれ以上やって掘り下げていくと、初めから言われていた「素読みのリーディング」というコンセプトからだんだん外れていっただろうから、そのへんの塩梅もちょうどよかったんだと思います。

思いのほか好評だったようで、特にお昼の回はめちゃくちゃ笑いが起こってて逆に戸惑ったりもしたけど、まあ、リーディングでも楽しんでいただけたようなのでよかったのではないでしょうか。参加してても楽しかったです。

(※写真は「傘を持ってるんそわしちゃう女子高生」とのこと。「るんそわ」っていう日本語初めて見た。るんるんそわそわの略らしいです)