なんで予算を組むのか

仕事柄、いろんな予算に目を通したり自分で組んだりして得た知見を共有します。

予算、究極的には別に組まんでもいいと思う。めちゃくちゃ感覚が鋭くて、入ってくるお金とか出て行くお金とかがなんかこう数字じゃなくてイメージできれいに捉えられて、最終的にきちんと帳尻が合うようなひとであれば、組まんでもいい。なんで予算を組むかというと、少なくとも自分にはそういう能力が備わっておらず、そこまで賢くないからということに尽きる。他の方がどうかは知りませんが……。

予算は毎回その時点での現実を数字化して、「現状こうですね」ということを把握するためのものだと思うので、弊社がある程度の期間お付き合いをする事業では、つどつど予算を組み直したり、事業の途中で仮決算をしたりする。って書いてて思ったんだけど、予算(バジェット)って思うからよくないのであって、いわゆるPL、損益計算書と思った方がよいのでは。

大体、やってもいないことの予想がぴったりできると考える方がおかしい。収入がこれだけ入ってくるという保証もなければ、支出がこれだけで収まるという保証もない。「予算を組むのがうまい」というひとにはおそらく2種類いて、
・収支の金額の予想の精度が高い
・収支それぞれにバッファを持たせてある
ということなんじゃないかなと思う。前者は、経験がないとほぼ無理。弊社社長とかこっちタイプだと思うけど、こういうのまれだと思う。後者は、誰でもいまからでもできる。まあバッファの持たせ方にもコツがあって、そのコツっていうのは結局経験に依るのですが……。

ということで、なんのために予算を組むのか、つまり、「現時点での状況をきちんと把握するために組む」ということを念頭に置いておくと、それだけでなんか変わるかもしれませんね。変わらないかもしれませんが……。

(※個人の感想です)