チラシ作成入門

演劇やってるひとでデザインやりた〜いというひとも集団内にひとりはいると思うので、そういうひとのためになんか役に立ちそうなこと書いときます。いまチラシ作ってて脳が疲れてきたので、気分転換です。

「できること」と「やりたいこと」と「やるべきこと」を混同しない

こんなん言われて混同しないようにできたら苦労せんわな。チラシ作るのに使うアプリケーションひとそれぞれだと思いますが、よく使われるIllustratorとかPhotoshopとか、そこそこ使えるようになるまで時間がかかるので、最初のうちはできることがめっちゃ少なかったりする。苦手意識はなくなったかな、くらいのレベルになると、できることというかテクニックが身につきやすくなるので、「できること」が増えてくる。なんかグラデーション使えるようになったりとか。

あと、「フォントを小さくしてスタイリッシュにしたい」みたいな「やりたいこと」が先行することがある。

でも実際は、「やるべきこと」がなんなのかを整理した上で、それに適したテクニックを使うのがいちばん大事。前者ふたつが先行してしまうと、「読みにくっ」とか「ダサっ」とかなるので気を付けましょう。

クソチラシを分析する

これはずいぶん前にワークショップをやったんだけど、こっそり「これはクソだな」というチラシを持ち寄って、みんなでボロクソ言いまくったことがある。自分のことをきちんと見つめるのは難しいけど、ひとのことボロクソ言うのは簡単なので、他人が作ったクソチラシをボロクソ言うことで、「あ、これやるとまずいんだな」とか、「これはできなきゃいけないんだな」みたいなルールが見えてくる。

「いいチラシ」は何通りも何十通りも何百通りもあるんだけど(根底は3つくらいに絞れると思うけど)、「ダメなチラシ」は明確にルールが決まってる。それを知っとくだけでも結構役に立つので、暇なときに自分なりに分析してみましょう。結構世の中クソチラシ多いので、クソチラシのなにがクソなのかを知ろうと思って街を歩くと、資料がたくさんで楽しいです。

結局「好き」が強い

好きっていうのは、「やってて苦になるポイントがひとより後ろにズレてる」ってことだと思うので、他人から見たら努力と思えるようなことを苦も無くやってたりする。結局はそういうひとが伸びるので、好きじゃないかもと思ったら、別にあなたがチラシを作らなくてもよいのでは? それよかあなたが好きなこと他にあるはずだから、そっちやった方がまだ価値が生まれるんじゃないでしょうか。みたいなこともまあ他人から言われて「なるほど〜」とはならんよな。

イラレは好きなんだけどPhotoshop嫌いなので、いまだに使いこなせず、写真いじるのは嫌々やってます。それよかPhotoshop大好き〜絵も描けるし〜みたいなひとの方が強いので、Photoshop大好き人間が周りにいたら仕事をお願いしたいのですが、そんなひとがいないので仕方なく自分でやっている。写真から人間とかブツとか切り抜くの大嫌いで、嫌々やってます。

結論

まあチラシ作ってみたかったら作ればいいんじゃないでしょうか。ただ、いちばん混同しちゃいけないポイントだと思うけど、チラシ作るのって、チラシ作るためにやるんじゃなくて、集客のためにやるんだから、集客につながるようなものができないのであれば、もしくはチラシがなくても必要な人数を集客できるのであれば、チラシというものの在り方を見直してよいと思います。世の中案外「俺がクソチラシと思っているもの」を求められることもあって、実際そういうものを作って満足いく集客ができたりもするので、自分がいいと思うかどうかなんか自己満足でしかないと思います。このへんはまあデザイナーによって考え方が違うでしょうけど。各位のびのびやってください。